2008年1月26日土曜日

本: 君のためなら千回でも(カイト・ランナー)

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*2008/2/20追記 ニューズウィーク日本版より
話題作 アフガンの空に舞え、友情と償いの凧
小説『君のためなら千回でも』の映画版は
異文化が偏見なしに溶け合う稀有なハリウッド作
 ソ連軍の侵攻、ウサマ・ビンラディンの隠れ家、米軍による空爆……。アフガニスタンと聞いて、人が思い浮かべるのはそんなところだろう。しかしカーレド・ホッセイニの2003年の小説『君のためなら千回でも』(邦訳・早川書房)が見せるアフガンは、もっと広くて奥深い。(以下、省略)
君のためなら千回でも(上巻) (ハヤカワepi文庫 ホ 1-1)君のためなら千回でも(下巻) (ハヤカワepi文庫 ホ 1-2)

 今年2月から公開される映画「君のためなら千回でも」の原作。原題は「The Kite Runner」で、映画化にあたり、日本では改題され文庫化。上下巻。
 
 一本の電話で26年前の贖罪の旅に出る主人公。アフガニスタン侵攻、タリバンの歴史的背景をもとに、アフガニスタンの人種問題、風習が描かれている。一緒に育った使用人の息子ハッサンと主人公アミールの関係がとても切ないです。とにかくお薦めなんですが、うまい説明が出来ない。最後にamazonより。
君のためなら千回でも!」召使いの息子ハッサンはわたしにこう叫び、落ちてゆく凧を追った。同じ乳母の乳を飲み、一緒に育ったハッサン。知恵と勇気にあふれ、頼りになる最良の友。しかし十二歳の冬の凧合戦の日、臆病者のわたしはハッサンを裏切り、友の人生を破壊した。許されざる仕打ちだった。だが二十六年を経て、一本の電話がわたしを償いの旅へと導くーー。

映画公式サイト: ~ 君のためなら千回でも ~
上記トレイラーあり。映画見に行く人はハンカチ必須です。

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