2008年1月29日火曜日

Excel 2008 の購入をどうするか

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Microsoft の Office 2008 が、スイートは1月16日、Excel と Word の単品は2月8日から発売される。今回の目玉は、2004から実に4年ぶりのアップデートということと、ユニバーサル バイナリになったことだと思う。そこで Office 2000 for Win と Office 2004 for Mac を持つ身として購入すべきかどうか迷ってたのだけど。。。

今回は個人的に最も使用頻度の高い Excel を Intel Mac で使用する場合にスポットを当てて考えてみる。

起動時間
 MacFan3月号によると、Excel 2004と2008の起動時間はそれぞれ、25.32秒と16.12秒で、速度的な違いはかなりある。が、起動をたびたびすることもないので、魅力としては乏しい。2回目以降の起動だとそれぞれ、5.52秒と3.85秒。こちらになると更に気にならない程度の差だ。
 
ファイルを開く時間など
 こちらも同じくMacFanによると、ある5MBのファイルを開いた場合に Excel 2004 と Excel 2008 はそれぞれ、2.13秒と2.33秒とこちらは更に差を感じにくい。またアップルスクリプトを用いた動作だと2004の方が速かったという結果も有り、この項目で2008にするメリットはほとんどないようだ。

個人的には・・・
 今回は待ち。仕事で貰った Excel ファイルを編集する場合は、レイアウトの関係などから Windows で行うのが精神衛生上良いし、その場合、Excel 2000 for win で十分に間に合っているから。Apple の Numbers がもう少し機能追加(列と行の入れ替え とか セルの分割 とか 他にもいくつかあったと思う) してくれたら更に使い分けが進みそうなので、当面はレイアウト重視=Numbers、実務=Excel for win、機動性=Google Spreadsheet と使い分ける予定。


それ以外のExcelの新機能、WordやPowerPointなど、その他のOfficeアプリについて詳しくは、MacFanで。


*1/30追記 参考コメント
maruta diaryのmarutanmさんよりのコメント
Excel 2008を使っているのですが,これは買わなくて正解だと思います.
すべての動作が緩慢です.
なにか入力をしてから,画面に反映されるまでワンテンポどころではない遅延があり,とてもストレスになります.
ちなみに,これは Intel Mac miniの場合ですが.PPCマシンの場合はさらにひどいようです.
2004に比べて起動時間などが改善されたのは,Rosettaを介していないことによるのではないかと思います.
しかしながら,使用感はRosetta上の2004の方が良いと思います.


関連エントリ: mbp&co: Numbers

iWork '08Office 2008 for Mac ファミリー&アカデミック

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