2014年11月2日日曜日

iMac Retina 5K を注文。4K外部ディスプレイと迷った末に決断した理由、カスタマイズの理由

このエントリーをはてなブックマークに追加  


iMac Retina 5K

先日、発表された iMac Retina 5Kディスプレイモデル を予約しました。

予約するにあたって検討したことや考えたことを書いてみます。
  • 4KなEIZOの外部ディスプレイにするか迷った理由
  • iMac Retina 5K の不満と実機をみての決断
  • iMac Retina 5K カスタマイズ注文、その選択と理由

    4Kな外部液晶にするか迷った理由
    今回、iMac Retina 5K と購入を迷ったのは、9月発売のEIZO EV3237でした。

    こちらを選択するメリットとしては次の様なものが。
    1. メイン機 MacBook Pro Retina(Late 2013)で接続可能
    2. 外部モニタ単体購入後は MacBook Pro のみ更新で使える
    3. PinP機能もあり、ブルーレイレコーダーなどの映像入力が可

    さらに10月のアップルイベントで純正4Kモニタが期待薄に
    10月イベントでは、Thunderbolt 2 対応の4K外部モニタも期待してたのですが、発表されたのは iMac 27” Retina のみ。もし今後発表されるとしてアップル純正の外部モニタも 27インチで5Kモデルのみ、という可能性が強くなりました。

    5Kでは先日策定されたばかりの Thunderbolt 3 (DisplayPort 1.3) が必要となるので、純正の27インチ 5Kモニタを使う場合は Mac本体の更新も必要に。(参考:Thunderbolt - Wikipedia

    今回、発表されなかったら次はWWDCか、さらにもっと後か。もう待てない。
    EIZO 4K を買って現行Macを使うか、iMac Retina 5K に行くか、という検討に。約18万円の外付け液晶モニタか、カスタマイズ30万超の iMac か。


    iMac Retina 5K の不満と実機をみての決断

    アップルストアに iMac Retina 5K が展示されると早速訪問。展示されたばかりの実機を確認。やはり美しい。


    ただ iMac にも下のような不満も。
    1. デスクトップなのにディスクドライブ無し、かつ端子アクセスが不便
    2. 本体液晶部分の可動性が低く、設置自由度が低い

    特にディスクドライブ無しについては不満。なぜデスクトップ機なのにドライブ無しなのか。液晶のみの最薄部には興味がないので、2011年までのモデルと同じくサイドにDVDドライブ、SDカードスロットを戻す、もしくは選択肢がほしかった。

    ちなみに次の画像は Apple Thunderbolt Display の 説明書(pdfファイル)より。iMacは高さ調節の自由度が低い。モニタ位置が高いと目が乾きやすいのです。

    コンピュータを使う際の理想的なディスプレイとの距離と姿勢

    一方、iMac Retina 液晶の魅力が。

    文字表示ではEV3237のノングレア液晶も魅力ですが、iMac Retina の液晶は MacBook Pro Retina と同様、写真や映像の発色も美しく低反射でノングレア以上に好み。さらにはベゼルから液晶がツライチになってるので、埃が溜まりにくく掃除が楽なのも素晴らしい。


    4Kと5Kの違いは、今回あまり問題にしませんでした。個人的にはどっちも充分、なのです。それよりも気になったのは液晶サイズ。4Kの31.5インチと5Kの27インチ、ppiについてはOSで解像度が変更できるので、設置サイズ的には27インチで充分かなと。


    結果、メイン機 MacBook Pro Retina のディスク容量(500GB)が窮屈になってきてたことも含め、アップルのRetinaディスプレイの魅力から約9年ぶりにデスクトップ機 iMac の購入を決定することにしました。


    iMac Retina 5K カスタマイズ注文、その選択と理由
    注文は Apple Store にてカスタマイズ注文。
    変更したのは、メモリ、容量、グラフィック、そしてキーボードです。

    以下、カスタマイズの理由を。

    iMac Retina 5K のメモリをカスタマイズ

    メモリ:8GB > 16G に
    16GB(8GB x2)、32GB(8GB x4) から 16GBを選択。理由は iMac のメモリスロットが4つで増設可能だから。32GBを選ぶと+¥39,200ですが、現時点でAmazonで16GBが18,000円で購入可能。つまり32GBは2万円ほど割高なのです。(参考:iMac:メモリ仕様とアップグレード


    容量:1TB Fusion > 3TB Fusion に
    理由は +¥14,700 で2TB追加なら安いから。現状は1TBでもよかったのですが。

    グラフィック:AMD Radeon R9 M290X 2GB > 同4GB に
    理由はアップルの Retina 初号機で毎回心配されるのはGPUだから。過去、iPhone 4、iPad 3、MacBook Pro 15” (Mid 2012)、iPad mini 2 と Retina 搭載初号機を購入した ”無類のRetina好き” としてGPUは譲れない。

    キーボード:US Wireless Keyboard に
    「Apple Keyboard(テンキー無し - US)」が理想ですが、有線モデルはテンキー付き。電池交換は面倒ながらテンキー無しのワイヤレスに。USは好み。
    » カスタマイズ記事はこちら。日本語入力のカスタマイズ | トブ iPhone


    最後に
    以上、iMac Retina 5K 注文記でした。Apple Store にオンライン注文したのが 10月25日(土)の夕方。「出荷予定日:7-10営業日、予定日 11/9-11/14」との連絡。

    iMac Retina 5K の商品出荷

    そして先日、「商品出荷のお知らせ」が。そう、本日 11/2 が到着日に。さてさて届くのが楽しみ。

    また iMac Retina 5K を使ってみての記事を近いうちに。また。



    Retina 関連の記事もどうぞ
    MacBook Pro Retinaディスプレイモデルを20日使ってみた感想や気付き | トブ iPhone
    Retina Mac を使い始めた頃の感想。


    とても気に入っていた Cinema ディスプレイ 27"を売る理由 | トブ iPhone
    2年前の記事。あれから長かった。。


    RetinaディスプレイのiPadで電子書籍を読んでみたり、自炊して分かったこと | トブ iPhone
    自炊とRetina。スキャンの最適解像度は。



    過去の記事一覧