2015年12月5日土曜日

吉岡徳仁《ガラスの茶室 - 光庵》を京都を一望できる「将軍塚青龍殿」でみてきた(京都・東山)

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京都・東山にできた新名所「将軍塚青龍殿」の大舞台に展示された「ガラスの茶室 − 光庵」をみてきました。


東山ドライブウェイの頂上にある市営無料駐車場から歩いてすぐ。
天台宗 青蓮院門跡 入口

拝観料500円を支払い、中へ。
今回の目当てはこれ。吉岡徳仁の「ガラスの茶室 − 光庵」です。


青龍殿
国宝 青不動が祀られている「青龍殿」は2014年10月に建立。同時に作られたのが大舞台。(参考:天台宗青蓮院門跡 将軍塚青龍殿|青龍殿


順路を進んでいくと。。。


京都市内が一望できる大舞台へ
大舞台の広さは、清水寺の舞台の4.6倍とか。

大舞台からは京都市内が一望、御所、鴨川、平安神宮などがはっきりと分かります。また同時に比叡山と東山連峰も。


下の写真は、すぐ近くにある別の展望台からみた大舞台。
青龍殿と大舞台、ガラスの茶室


ドローンで空撮された将軍塚青龍殿。これは素晴らしい動画。

IVS京都2015のドローン体験イベントの一環として撮影された映像とか(12/8追記)


吉岡徳仁「ガラスの茶室 − 光庵」へ

EXHIBITION | TOKUJIN YOSHIOKA INC. より

目当ての「ガラスの茶室」に。すでに雑誌やテレビなどで観ていたものですが、実際にみると圧倒されます。



ローアングルから



今回の狙いは日没。
写真右の「Water Block」が夕陽を反射して複雑な光が綺麗でした。


この時は平日の夕方だったことや、時折小雨が降るような天気でもあり、夕陽が綺麗な時間帯にほとんど人がいなく幸運でした。


将軍塚の由来と平安京

最後に将軍塚の由来。

桓武天皇の時代、和気清麻呂が天皇とこの場所から京都を眺め、都にすることを進言。794年の平安京遷都後に都の鎮護として、土でできた約2.5mの将軍像に甲冑と弓矢・太刀を持たせ塚に埋めさせたのだとか。

塚の近くには、東郷元帥、乃木大将、大隈重信等のお手植の松が植えられたことを伝える石碑なども。



帰り路には、庭園が。季節柄、美しい庭と紅葉を楽しむことができました。

日没を大舞台を楽しむのであれば、明るいうちに一度庭園をみて戻ってくるのをオススメします。


最後に iPhone での撮影では当日イチの写真を。
トブ iPhoneさん(@tobu)が投稿した写真 -


以上、将軍塚青龍殿の大舞台と「ガラスの茶室」でした。

通常の拝観時間は9~17時ですが、春・秋は夜間ライトアップも開催されています。ちなみに2015秋は12/6日まで。
» 拝観のご案内 | 天台宗 青蓮院門跡




また「ガラスの茶室」展示期間は未定。公式サイトには次の様に記載されています。NEWS | TOKUJIN YOSHIOKA INC.
期間限定  2015年4月9日[木]〜 2016年(会期終了日未定)
展示終了日に関しましては、3ヶ月前にHPにて告知致します。

この手の展示は、会期終了間近になると混雑するのが常。余裕を持って早めの訪問がよさそうです。


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